愛媛県松山市 忽那諸島

東京や大阪から飛行機で松山に来られるときに、着陸する前にくっきりと見える島々たち。

松山市の沖合に浮かぶ島嶼群が「忽那諸島」(くつなしょとう)という島々です。

平成の大合併により松山市となりましたが、それまでは温泉郡中島町と言われていました。

日本トライアスロン協会が発足する前から、この島ではトライアスロン大会が開かれていたという歴史は実はあまり知られていませんが、「知っている人は知っているところ」として、今も受け継がれています。

市町村合併とJA統廃合により、明治の時代から続いていた「中島」のブランド(丸の中に中の漢字を入れたロゴマーク)が使えなくなってしまった事実もあります。中島と聞いても知らない人が多いのも承知の上です。島民の人口も1950年代後半からの継続的断続的な人口減少という問題とも戦いながら、島の伝統を守り続けています。

 


「合同会社 島商」は、平成28年に松山市が初めて導入した「地域おこし協力隊」による移住者が起こした会社です。

島の農家を1年かけてくまなく回り、採れる柑橘やみかんにおける昔話などを聞き取り、島の図書館に眠るミカンの歴史や、県の果樹園芸歴史資料などの本をくまなく調べ上げ、島の歴史とみかん文化を語り繋げる伝道師として任期満了後も島に定住。

販売を行いながら農家さんのサポート活動も行っております。

 

おしらせ※「えひめ中島みかん伝道師」を2020年4月に商標登録申請させていただきました。